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漢字の池「生と死」でやってみました
国語授業のページでご紹介している拡散型漢字ゲーム「漢字の池」。
先日の授業で実施した例をご紹介します。
「生」をまず投げて、ある程度書いたら、対照的な「死」を投げてみました。
この文字は、つらいイメージを呼び起こす可能性があり、配慮が必要です。実際、生徒たちも、私が「死」と書いたときには、「なんか、不吉なことばばかり出そう」とためらっていたので、「『死』を使って、不吉でないことばも探してみよう」と声をかけて進めました。すると、「不死」「死守」「必死」「死角」「死語」「死海」などが出たときは、みんなから「おー」と声が出ます。
また、漢字の輪が広がるにつれて、生と死の現実に生きている人間のありようが浮き彫りになる感じもしました。生と死に向き合う人々の歴史の中で、さまざまなことばが生まれ、使われてきているのだということを実感するワークでした。
詳しいやり方は、「国語授業」のページをご覧ください。