検索
イメージでど忘れを防ぐ
更新日:2020年9月27日
前回、生徒名の記憶法を書いたのに関連して、今回はど忘れを防ぐための私流イメージ活用法を紹介しよう。
たとえば、手紙をポストにいれるのを忘れてしまうことがよくある。そんなとき、私は、その手紙をカバンに入れて、いつものように駅まで自転車で走っていく自分をイメージする。
道の途中、真っ赤なポストのところまで来ると、突然空中から巨大な手紙が現われ、私の行く手をふさぐ。勢い余って自転車は、巨大な手紙に突き当たる。封筒がへこむが、向こうへは行けない。そこで、私は投函すべき手紙があったことを思い出し、カバンから取り出してポストに入れる。ポストの金属ふたがカチャンという音を立てると、いつのまにか巨大な手紙は珂えて、私は自転車をスーっと走らせていく。実に、いい気分。
1、2分集中してこうしたイメージを浮かべておく。すると、目的のポストのところで突然、手紙のことを思い出す。
人に借りたお金を返すときなども役に立つ。イメージの中で、千円札を相手の顔に貼りつけたり、口に押し込んだりする。ばかばかしいようだが、効果はある。
もちろん、手帳にも書いておくが、イメージとの併用が安全確実。手帳は後でチェックするために使うとよい。
1994年8月