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​教育エジソンのブログ
教育方法の発明家 教育エジソン 山崎茂雄 映画を観ているみたいに小説が読める超簡単!イメージ読書術 著者
教育エジソン(山崎 茂雄)

アイデアのひらめく

瞬間が 何より幸せ

アイデアが人の役に

立てば 最高に幸せ

「映画を観ているみたいに小説が読めるカットイメージ」の紹介とセミナー案内、都立チャレンジスクールでの取組み(日本教育新聞連載)、人生道程の中でイメージを活用して来た「私流 イメージ瞑想的生き方」などを掲載しています。

リラックス法の授業① 呼吸法、弛緩法、イメージ法

M高校の独自科目「コーピング」の話。前回紹介した学習スキルの「メソッドタイム」に対して、もうひとつの「リレーションタイム」では、人間関係スキルを学ぶ。開設準備の先生方と早大とで共同開発したプログラムの素案があり、それを改良し、責任を持って授業の実施につなげる、というのが私の...

学校設定科目コーピング

M高校には、人間関係スキルを学ぶリレーションタイムと、学習スキルを学ぶメソッドタイム、二つのコーピング(対処法)という科目があり、だからこそ、私は、この学校への異動を希望したのである。 コーピング・リレーションタイムは、早大人間科学学術院臨床心理研究室の協力が得られ、教授の...

チャレンジスクールM高校のスタート

新たな勤務先は、今年開校の昼夜間定時制高校である。自ら希望した異動で、新しい学校づくりに参加する初めての体験となる。 職員は、4月1日からフル出勤し、毎日、研修会で、新しい学校の方針やしくみから、新しい科目の内容も学ぶ。そして、新入生を迎える準備などの実務もこなしていく。...

T高校でした仕事

異動は結果を待つばかりとなり、3年間担任してきた生徒たちも期末試験を終え、受験に向けた日々を過ごすようになった1月下旬、本校で「キャリア教育研究協議会」が開かれた。地区の公立高校の進路担当者 100名ほどが集まる中で、私は、T高校の「総合的な学習の時間」の実践を報告した。...

次なる場を求めて

都立高校の異動要綱では、同じ学校にいられるのは6年までである。T高校全日制に来て6年。4年目から担任した学年がいよいよ3年となり、私も彼らとともにT高校を卒業すべき時期がやってきた。 新採当初から、3校18年、定時制ばかりだったので、初めて全日制の教壇に立つ時には、不安もあ...

友を喪って② 倶会一処(くえいっしょ)

NJさんのご焼香に伺ったのは、年が明けた今年の1月2日である。桐生にある妻の実家へ車で向かう途上、妻と小5の息子とともに、寄らせていただいた。北群馬郡榛東(しんとう)村。 NJさんは私より少し若く、独身であったが、何と、ほんの4ヵ月ほど前にお母様を亡くされていた。その悲しみ...

友を喪って① 不思議な縁

昨年の9月、かけがえのない友を喪った。 群馬県立N高校の国語教師であった、NJさん。 通勤途上の交通事故で亡くなられたと、彼のお姉様から電話をいただいた。信じられず、そして、切ない気持ちでいっぱいになった。とうとう私たちは、この世でたった一度きりしか会うことができなかったの...

3人寄れば② PTA講演会

ピア・サポート講座を立ち上げてまもなく、S先生に、臨床心理の話をしてほしいとPTA講演会の依頼があった。しかし、一人で話すよりも……と、S先生が取り計らってくださり、3人で協力して行なうことになった。 当日は、PTA役員のお母さん方を中心に、校長・副校長も含めて20人余りが...

口ひげとモデリング

最近、口ひげをはやすようになった。 初めは怪訝な顔をしていた生徒や同僚も、1月もすると、「違和感なくなった」と言う。 始めたのは気まぐれだが、潜在意識的な面で、このひげには重要な意味を感じる。 20数年前、新宿にあるK工業高校の定時制で教員生活のスタートを切った。最初の授業...

NLPの力(不登校気味の高校生の事例)

以前にも紹介したNLP(神経言語プログラミング)は、ミルトン・エリクソン、フリッツ・パールズら優れた心理療法家の面接技術を観察し、技法化したものと言われる。深い心の働きに即して言語やイメージを使い、心や行動の問題を解決していく技法の体系である。...

手仕事の楽しみは?(指の骨折②)

手術は完了したが、治療の成果が上がるまでには時間がかかるという。また、完全には直らないということも言われている。 不自由な右手もいつしか日常となり、ふだんの生活で不自由を感じることは少なくなった。パソコンのキーボードも、十本指でほとんど支障なく打てる。しかし、いざというとき...

手の美術館にて(指の骨折①)

ハンドギャラリー、手の美術館。埼玉S会病院の片隅に、手を象った彫刻や絵画、調度品を集めた展示コーナーがある。私の手術を執刀してくれたK先生が、手の外科専門医としての想いから、折に触れて集めて来られたものだという。5日間の入院中、毎日一度は下のロビーまで降りて、そのコレクショ...

高校生公開ディベート②本番の巻

T区民文化センターのホールは、ほぼ満席だった。区内の4高校が出場し、2試合目。相手は、男女共学の私立高校である。 肯定側の立論。Uさんの書いた立論原稿を、Sくんがゆっくりと読み上げた。「子ども総合省」は子どもに関する諸問題を根本的に解決するため、児童相談所を直轄組織とし、情...

高校生公開ディベート①準備の巻

ディベートというものは、今では広く知られている。一つの論題について、肯定側と否定側が決まった手順で論戦を行い、審判が勝敗を決する。ゲームであるから、論題は、「日本は夫婦別姓を制度化すべきである」とか、「シルバーシートは廃止した方がよい」など、白黒がつけがたいもので、自分が割...

暗記ペンの裏技②

暗記ペンの使い方は、本文を問題と答えに分けて読み、問題とそのヒントを残し、答えとなる部分を塗るのが基本的な塗り方である。 しかし、裏技と言うのは、この先である 適切なスモールステップを作っていけば、学習はスムーズに進む。暗記ペンをうまく使うと、そのステップをいくらでも細分化...

暗記ペンの裏技①

高校生がよく使う勉強のツールとして、「暗記ペン」というものがある。たとえば赤色のマーカーで、教科書の重要事項を塗り、セットになっている緑色の透明シートをかぶせると、その部分が黒くなって見えなくなり、暗記学習ができるというものである。ペンとシートの色が逆のセットも売っている。...

イメージ体験で「文学入門」の授業

「文学入門」という、私が定時制で育んできた定番単元がある。文学を読む姿勢を体験的に理解してもらうための学習である。 まず、生徒は「ことばスケッチ」として、目に見えるものを見たままことばで書く。その際に、「気持ちを書かない」。次の時間に、「ことばスケッチ」作品をいくつか匿名で...

高校時代の勉強法

全日制の高校で教えるようになって、とくに受験を控えた3年生の授業を担当するときに、自分の高校時代の勉強法をあれこれ思い出し、生徒に語ることも多くなった。 文学の修業を志し、文学部へ進みたいと志望のはっきりしていた私は、2年の3学期から、本格的な受験勉強を始めた。...

小2の息子と新しい家庭

私が相手に求める条件の優先順位第2位は、「子供を受け入れてくれること」だった。 それどころか、子供好きで子供のない彼女は、子供のいる男性を求めていたと言う。既に4度目のデートは子連れだったが、小学校2年の息子は彼女とすぐになじみ、会うのを心待ちにするようになった。...

今日から1年以内に結婚?

離婚して5年目。祖父母と同居の父子家庭生活もいつしか日常となったが、私の中で、深く理解・信頼しあえる生涯のパートナーを求める気持ちは、募る一方である。 そんなおり、『今日から一年以内にベストパートナーと結婚する十三の方法』(春秋社)という本に出会った。自分がなぜ結婚したいの...

学童保育のキャンプ② 父母たちのチームワーク

夜8時。父親5人、母親5人が集まった。1年生の親が6人だった。専任の指導員が2人。私の依頼で、W氏も同席してくれた。K先生が先に発言を求めて、今までの宿泊キャンプの経緯と意義を話した。そのあとで、私は資料を配り、日帰りキャンプ案を説明した。K先生の意見に真っ向から対立する形...

学童保育のキャンプ① 父母たちの負担は?

我が家はひとり親家庭なので、小学2年生の息子は学童保育に通っている。 地域の学童保育は、学校ごとに隣接して設けられている。自治体の援助は受けているが、運営は父母の自治的な組織が担う。入ってみてわかったが、公設されている保育園とは違い、学童保育は親たちの積極的な意志に支えられ...

息子との対話

息子は、この4月から小学校2年生。自分の子ども時代と重ね合わせて、その気持ちを考えてあげられる年齢になってきた。 息子との対話の基本は、まず共感。子どもが「見て!」というものはよく見る。なるべく好奇心を共有しようとして、見たものには、自分なりに生き生きと反応する。また、この...

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